超人気コミック「ホリミヤ」が、2021年2月に映画&ドラマで実写化されました。
シリーズ累計570万部を突破するほどの人気となった「ホリミヤ」ですが、ファンが多いだけに実写化には反対派も多かったようで……。
案の定の炎上となっています。
実写版「ホリミヤ」がなぜ炎上してしまったのか、調べてみました。
コミック版「ホリミヤ」の人気理由は?
超微炭酸系スクールライフと称される、「ホリミヤ」。
クラスで一番の優等生でモテ女子・堀さんとネクラ男子の宮村くんが織りなす、甘酸っぱい日常を描いた物語です。
満を持して、2021年1月にはTVアニメ化されましたね。
「ホリミヤ」は略称で、正式タイトルは「堀さんと宮村くん」。
2007年2月~2008年3月まで読解アヘンでWeb公開され、その後はおまけ編が不定期に連載されています。
異性愛あり、同性愛あり、友情あり、家族愛あり……
と多彩な方面からアプローチできるのが「ホリミヤ」の特徴。
ギャグ要素もあって、女性を中心にハマる人が増えています。
現実には、楽しいだけでは済まない学校生活。
「ホリミヤ」では恋愛も家族事情も深刻になり過ぎず、あるときはギャグにしてくれるからホッとするのかもしれませんね。
ネクラに見えて、実は美少年でイケてるところも多いギャップに萌えるファンも多いようです。
実写映画版「ホリミヤ」はなぜ炎上?
人気コミックが実写化されないわけがない、今の時代。
映画化が発表されたのは、2020年11月下旬でした。
堀さんは久保田紗友さん、宮村くんは鈴鹿央士さんが演じています。
2人もさわやかで美男美女ですが、実写化が発表されるやいなや批判が殺到。
炎上するほどの批判にさらされる中、2021年2月5日の公開を迎えた「ホリミヤ」です。
原作ものが実写化されると、イメージと違うという批判は出がち。
「ホリミヤ」の場合も、あまりにも原作への思い入れが強いファンが多くて炎上してしまったのかもしれませんね。
それに加えてまずかったのが、映画版の宣伝Twitterが原作者をフォローしていなかったこと。
たしかにこれは、原作を尊重していない!と批判されても仕方ありません。
もともと実写には興味がなく、漫画やアニメだけが好きというファンもいます。
何でもかんでも実写にするのはいい加減にしろ!
と言わんばかりの批判は、そのあたりから出ているものかも。
漫画の世界観が壊れてしまう…
と恐れる原作ファンの救いとなりそうなのが、映画版「ホリミヤ」の監督が若干22歳ということ。
映画界では大丈夫かと心配されそうな年齢ですが、現役高校生に最も近い映画監督としていい作品に仕上げていてほしいですね。

実写ドラマ版「ホリミヤ」も批判されている?
TVドラマ版の「ホリミヤ」は、2021年2月16日からの放送が決まっています。
こちらも映画版と同様に批判されていますが、炎上理由はどうやら共通しているようですね。
とにかく肝心なポイントは、実写版Twitterアカが原作者をフォローしていないこと。
俳優やアニメ版はフォローしているくせに!と、ツッコミの嵐です。
原作へのリスペクトが伝わらない、とファンが怒るのもわかります。
おまけに、実写版公開直前まで原作者が実写版へのコメントを控えていたのも炎上に輪をかけてしまいました。
後に原作者のお2人からは「実写化うれしい!」というコメントが発表されましたが、時すでに遅し。
いろいろ、大人の事情があったのでしょうね。
こうなったらもう、悔しいけれど実写版を見るか徹底的にスルーするしか手はありません。
実写版を見てみたら、案外よかったなんてこともあるかもしれず、もっと原作が好きになったと思えることもあるでしょう。
原作の「堀さんと宮村くん」にマイナスイメージがおよばないよう、良い感じに炎上さわぎがおさまってくれるといいですね。
まとめ
コミック版や実写版どころか、「ホリミヤ」の存在を知らなかった方もいるでしょう。
原作ファンでどんな実写になっているか気になっている方も、2月16日はテレビドラマで「ホリミヤ」を見られるチャンス!
映画館に駆け込みたくなった方は、マスクをお忘れなく!
