京都の鶴亀撮影所で女優を目指し、日々奮闘する千代。
初恋を経験し、女優として見事に切ない場面を演じきったところで、視聴者もホッと胸をなでおろしたことでしょう。
そんな千代が撮影所で出会った、2人の個性的な監督についてご紹介します。
まずは、「ワンの、ツーの、ほいさっさー」と
ノリノリの合図で撮影を開始する樋口組の樋口仙一監督。
もう一人は、
千代が重要な役どころを任された「太陽の女カルメン」のジョージ本田監督。
特にジョージ本田は、ダンディな髭に蝶ネクタイ、
胡散臭い英語を混ぜつつ俳優やスタッフに怒声を飛ばすなど、かなり個性的なキャラクター。
千代に「バンブーベロニカ」という芸名を付けようとして、視聴者の間で話題になりましたね!
そんな「おちょやん」監督役を演じた2人について、まとめてみました。
鶴亀撮影所の監督①樋口仙一(上杉祥三・うえすぎしょうぞう)
上杉祥三(うえすぎしょうぞう)さんプロフィール
名前 | 上杉祥三(うえすぎしょうぞう) |
生年月日 | 1955年12月14日 |
年齢 | 65歳(2021年1月現在) |
身長 | 167cm |
出身地 | 兵庫県 |
所属 | オフィスPSC |
主な出演作品 | 「踊る大走査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
「カーネーション」 「風林火山」 |
上杉祥三さんはこんな人
甲南大学を卒業後、高畑淳子、西田敏行、竹中直人など著名な俳優を輩出する
「劇団青年座」に入団。
その後、「夢の遊眠社」に入団し、皿洗いのアルバイトをしながら看板俳優になり、
同劇団をトップ劇団へと成長させます。
グローブ座カンパニーの座長もつとめ、シェイクスピア俳優として活躍するなど、
演劇界ではかなりの実力者として知られているようですね。
妻は女優の長野里美さん。
こちらも真田丸で真田信幸の病弱な正室、こう役をユーモラスに演じて話題を集めた方のようです。
ご夫婦で、演劇ユニット「トレランス」を立ち上げ、かなり仲の良い雰囲気がうかがえます。
ちなみに「ワンの、ツーの、ほいさっさー」について、長野さんも反応なさっていました
「ワンの、ツーの、ほいさっさー」
なんて言われても、どこで出ていいか分からない…笑#おちょやん#上杉祥三 https://t.co/PMk0Qf6lem— 長野里美 (@SatomiNagano) January 21, 2021
お茶目で可愛らしい方ですね。
「ほいさっさー」については、視聴者の間でも反響があったようです。
「ワンの、ツーの、ほいさっさー」が頭に残る…
和服がとてもお似合いの、樋口仙一監督の口ぐせです。#上杉祥三 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/rOCJB1ZrBn
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) January 20, 2021
「麒麟がくる」でも平手政秀役を演じた大河の常連俳優、上杉祥三さん。その抜群の演技力に、今後も注目したいですね。
鶴亀撮影所の監督②ジョージ本田(川島潤哉・かわしまじゅんや)
川島潤哉(かわしまじゅんや)さんプロフィール
名前 | 川島潤哉(かわしまじゅんや) |
生年月日 | 1979年5月12日 |
年齢 | 41歳(2021年1月現在) |
身長 | 180cm |
出身地 | 東京都 |
所属 | 空 |
主な出演作品 | 「ロボジー」
「純と愛」 「なつぞら」 「エール」 「絶対零度」 「深夜食堂」 |
SNS | Twitter @junya_kotenten |
川島潤哉さんはこんな人
東京都立大学卒業後、バンド活動をしながら24歳で演劇の世界に飛び込みます。
2005年に「劇団コマツ企画」に所属し、以降この劇団の全ての作品に出演しています。
現在は退団し、映画やドラマにも出演する傍ら、
自ら脚本・演出を手掛ける一人演劇「コテン(狐天)」に取り組まれているようです。
舞台演劇の世界観を全て一人で作り上げるなんて、多彩な方ですよね。
「コテン(狐天)」についての情報は、
随時Twitterの方で告知されているようなので、ぜひご覧になってみてください。
連続テレビ小説は「ゲゲゲの女房」に出演。
その後、「純と愛」「なつぞら」「エール」と、朝ドラの常連俳優に。
紳士的な役から今回のような個性的な役まで、幅広い演技力で私たちを楽しませてくれています。
「エール」の時とのあまりのギャップに、同一人物と気付かない視聴者も多数いたとか…。
#おちょやん
ジョージ本田役の川島潤哉さん。
エールで小山田先生の付き人演じられてた方なのね!
終盤裕一にお手紙持ってきてくれた。
全然分からなかった!
てか写真並べても絶対分からない。やっぱり役者さんてすごいな。
お芝居って面白いな。— かき (@ume_tomato1) January 22, 2021
これからもどのような役どころに挑戦していかれるのか、楽しみですね。
まとめ
鶴亀撮影所の監督役2人について調べてみました。
2人ともその高い演技力で、コミカルで個性的な役どころを見事に演じていますね!
常連俳優ということもあって、これからも朝ドラや大河ドラマで見かけることが多そうです。
今は感染防止で厳しい状況かもしれませんが、舞台での活躍も期待したいと思います。
「おちょやん」、これからも楽しみに視聴したいと思います。