日本テレビ系人気番組「メレンゲの気持ち」が今年3月末で終了するそうです。
毎週土曜のお昼を華やかに彩ってくれるこの番組、視聴率も良い人気番組ですがなぜ終了してしまうのでしょうか。
その理由や最終回について、また後番組について調べてみました。
「メレンゲの気持ち」の歴史
「メレンゲの気持ち」は1996年4月にスタートしました。総合司会は開始当初から久本雅美さんが務めています。
そして開始時の司会は高木美保さん、菅野美穂さん。
その後水野真紀さんや松本明子さん、浅田美代子さん、また松浦亜弥さんや芦田愛菜さん、百田夏菜子さんなど若手タレントも起用されてきました。
現在は総合司会が久本雅美さん、司会いとうあさこさん、元プロフィギュアスケーターの村上佳菜子さん、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さんというメンバーです。
この他、コーナーごとの司会者や出演者も、石塚英彦さんをはじめ華々しいメンバーでしたよね。
ナレーターは開始当初から清水ミチコさん。
放送時間は当初12:00~13:00でしたが、人気番組のため2000年4月から12:00~13:30に変更になりました。
このまま続けば4月には25周年を迎えるご長寿番組でしたが、残念ながら3月で終了だそうです。
打ち切りはなぜ?(理由)
通常、テレビ番組が打ち切りになるのは「人気がない」「視聴率が悪い」等が原因であることがほとんどです。
しかし「メレンゲの気持ち」は現在も人気番組で、視聴率も悪くないようです。
実際平均世帯視聴率は7~8%ほど、これは同時間帯ではほぼ毎週トップの数字です。
ではなぜ終了してしまうのでしょうか。
理由は次のように発表されています。
「節目の25年を前に、新鮮さを求めての決断。番組としての役目は十分に果たした。新たな番組に良い形でバトンを渡したい」
具体的には、感染症の影響で広告収入が減少していること、ゴールデンや深夜番組はステイホームの影響などもあり好調なので制作費を削りたくない、といった部分が大きいようです。
「メレンゲの気持ち」は出演者が豪華ですよね。ご長寿番組ですからスタッフもベテランです。その分製作費が膨大であることは容易に考えられます。
番組1回の制作費は2,000万円前後という話もあり、単純計算でも1年間の制作費は10億円ほどかかります。これが削減できるのは大きいですよね。
これらの理由から、「メレンゲの気持ち」に白羽の矢が立ったと考えられます。
他にも、ワンパターンになってきたという視聴者の声も多いようで、この声が制作側に届いていたことも考えられます。
最終回は
最終回は3月末となっています。
具体的に発表されていませんが、3月最後の土曜日である27日、もしくはその1週前の20日となることが考えられますね。
「メレンゲの気持ち」は卒業した司会者がゲストとして登場することが時々ありました。
最終回も、過去の司会者やレギュラーメンバーが一堂に会する、もしくはリモート出演したりする可能性もあります!
後番組は?
後番組についてはまだ発表がありません。ただ今回経費削減のために「メレンゲの気持ち」が打ち切りになると考えると、次はあまりコストの掛からない番組になることが予想されます。
出演者も久本雅美さんや石塚英彦さん級の人は選ばれないでしょうね。
また、生放送ではなく収録番組であればまとめ撮りをすることでセットの準備にかかる費用を抑えられます。
ロケ番組もスタジオの費用が掛からずコストが低いと言われますが、今のご時世は難しそうですね。
面白い一般人にスポットを当てる、再現VTRに有名な俳優を起用しないなど様々な方法で経費削減を図ることが考えられますね。
まとめ
24年続いた人気ご長寿番組、終わってしまうのは非常に残念ですよね。
このご時世のせいで広告費が減って、そのしわ寄せで打ち切り…というのが本当であれば制作側も大変悔しいことと思います。
残念ではありますが、最終回まで余すことなく楽しんで、そして後番組にも期待しましょう!