サーモスの新CMに出ている「雪ざらし」、とても綺麗ですよね。
雪の上で干すという手法は、初めて見たという人も多いのでは。
このサーモスCMの舞台は、新潟県南魚沼市。
「晴れた日に、雪の上に反物をさらす」という
雪ざらしを紹介しています。
「天然の漂白作用」があると、女性が語っています。
干し終わったあと、サーモスであったかい飲み物を飲む姿が
こちらもホッとしますよね。
このCMのモデルはどこなのか、気になったので調べてみました。
サーモスの魔法びんとは
「おいしい温度。サーモス」というキャッチフレーズで、長年愛されていますよね。
魔法びんが発売されて、100年にもなるそうです。
サーモスは、一家に1つは持っているという人が多いのではないでしょうか。
サーモスの魔法びんは、保温力がすごい!
丸一日、熱々のお茶やコーヒーを味わうことができて、
芯から冷えるこの時期には、必需品ですよね。
サーモスのお弁当箱も販売されています。
冬には、最適ですよね。
このCMのように、真冬の屋外でも熱々の飲み物を頂けるのは、本当にありがたいですよね。
越後上布の「雪ざらし」とは
「新潟県きもの復興祭」、10月30日と11月1日には重要無形文化財・ユネスコ無形文化遺産「越後上布」の製織工程である「いざり機」の実演をご覧頂きます。
実演者は、高波明美さんです。
※写真はイメージです。#越後上布#重要無形文化財越後上布#ユネスコ無形文化遺産 pic.twitter.com/FcSXyJQNFO— きもの絵巻館 (@kimonoemakikan) October 11, 2020
越後上布(えちごじょうふ)は、雪からできた上級の反物として歴史が深く、
奈良時代にはもう作られていたと言われています。
新潟県魚沼市、小千谷市を中心に作られています。
「苧麻(ちょま)」という植物を使い、一つ一つの過程は人の手で作られています。
さらりとして通気性がよく、夏に最高の生地とされています。
雪の上に干すと、太陽と雪の力で布が白くなるそうです。
自然の力って、とても不思議ですよね。
奈良時代からの伝統が、今でも残っていることが素晴らしいですよね。
サーモスCMのモデルは中田屋織物の中島さん一家
CMのモデルとして、中田屋織物の中島さん一家が出演しています。
女性2人と、男性1人が出られていますよね。
家族で経営されているのですね。
穏やかな雰囲気の3人。男性が着ておられるのは越後上布でしょうか。
現代では洋服を着て、あまりこういう手作りの生地に触れることはあまりないですが、
伝統的な織物が、こうして今も人の手によって残されているということは、素晴らしいですよね。
中田屋織物 有限会社の詳細
店舗名 | 中田屋織物 有限会社 |
住所 | 新潟県南魚沼市塩沢95 |
電話番号 | 025-782-0106 |
営業時間 | 9:00~17:30(工場見学は行っておりません) |
まとめ
サーモスの新CMに出ている「雪ざらし」のモデルを調べてみました。
とても希少な生地に、作り方が特殊。
お値段もとても張るそうですが、納得です。
こういう「ホンモノ」を、いつか1つは持ってみたいなと思いました。